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今、改めて想う

前回は、地図を角度を変えて見てみたが、
今度は、歴史を俯瞰して自分なりに考えてみる。

東日本大震災直後、世界のメディアは、日本人の行動の美しさに驚いた。
このことは以前のエントリーでも書いた。

あのときの日本人の行動は、何に由来するのだろう。
私は、武士道の遺伝子だと思っている。

世界は、公を意識した自律的行動に純粋に驚いたのだと思うが、
一方で、消え去ったと思っていた武士道が残っているではないかという驚きが実は含まれていたのではないかと思っている。

特にアメリカ政府の中枢部は、驚愕しただろう。

アメリカは潜在的に日本に対する恐怖心があると思う。
だから戦後若干の左翼思想を入れながら自虐史観を植え込む超長期戦略で日本に相対してきたと思っている。

零戦を生んだ日本の航空機産業を破壊し、
武士道を源流とする道徳心を破壊し、
その超長期戦略は確実に進展していると思っていた。

しかしながら、武士道の遺伝子は少ないながらも残っていたのだ。
そう考えると、伝わってこないがアメリカの驚きは尋常ではないはず。
きっと、更なる超長期戦略を練っていることだろう。

普段は柔和だけれども、ひとたび事が起これば、命を賭して公に生きる。
程度と形に差はあれ、日本では連綿と続いているのだ。

このことがアメリカにとっては恐ろしくてたまらないはず。

幕末の堺事件での切腹や、太平洋戦争での特攻を知ったとき、とてつもなく戦慄しただろう。

世界では他にもイスラムの自爆テロがあるが、殉教者は天国で乙女に囲まれ、甘美な生活ができると信じられていることが要因だと言われている。

表面的には似ているが、行為の源泉が自己愛と他者愛とで全く異なる。

自分のためにではなく、家族や国のため、正義のために命を賭すのだ。
恐ろしすぎるだろう。


武士は、常に美しく行動しようとした。
美しく行動するためにはどうしたら良いか。
そのために、無になるべく心を磨いた。

物欲や名誉欲など全ての欲を捨て去り、更には人間にとって一番の恐怖である死でさえ、その恐怖を抑え込んでしまう精神力。

そんな気持で向かってこられたら恐ろしくてたまらないだろう。
そんな遺伝子を受け継いでたら恐ろしくてたまらないだろう。

今、改めて武士道を想う。

桜
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地政

本は、上を上にして読まないといけないが、地図は、上を上にして読む必要はない。
地図をいろんな向きで見てみると、いろんなことが見えてくる。

久々に世界地図を眺めてみた。
視点を変えてみるというのがいかに大切かということを実感した。


アメリカからみたとき
アメリカ本土から西を上にして見てみる。
アメリカは、ロシアと中国という巨大な元現共産国家と太平洋を挟んで対峙している。東アジアでの有事を考えたとき、まさしく前線基地の位置に日本がある。
軍事的に近すぎず遠すぎない位置。守りながら攻めることができる位置。以前、中曽根元首相が、日本を不沈空母と言って、物議を醸したが、その分析は的を得ていると思う。

私は、アメリカによって日本は守られアメリカ依存の防衛だと日米同盟を片務契約的に捉えていたが、そう考えれば、そんなことはない。充分にアメリカに恩を着せていい。

東アジア有事の際、アメリカ領の最前線グアムから展開するのでは、遠すぎる。フィリピンの基地が無くなった今特に重要なはず。日本のために、アメリカ軍が日本にいるのではなく、アメリカのためにいるんでしょって。なのに駐留経費まで負担するなんて、お人好しにもほどがある。
アメリカからみたとき


中国からみたとき
以前のエントリーにも書いたが、南北を逆にして中国から日本を見てみる。
まるで、中国が外洋に出るのを防ぐかのごとくの列島配置。
そう考えると、沖縄の島々は違った形で見えてくる。沖縄に米軍が戦略的意味を見いだす理由がよくわかる。中国から外洋に出ようとしたとき、必ず沖縄の左右を通る必要がある。そして同時に、朝鮮半島と台湾両方に目配せできる位置。
排他的経済水域の問題を除外して純粋に軍事的に考えたとき、竹島よりも尖閣諸島のほうが重要性が高いはず。そういう意味で政府の対応が竹島に比して尖閣諸島にプライオリティをつけているのだろうか。ただ、そういう視点というのは伝わってこない。
中国からみたとき3


ロシアからみたとき
ロシアを軍事的地勢という点で考えたとき、不凍港と南下政策ははずせない。広大な土地を有しながら高緯度に位置しており、常に凍らない港を求め指向している。そう思って見てみるとロシアの不凍港はそれほど多くない。そして、それは他国に比べて極めて不利な状況にある。

不凍港は限られる。
北極海のムルマンスク:ロシア北方艦隊の拠点。北極圏に位置するが、北大西洋海流の影響で1年中凍らない。
バルト海のサンクトペテルブルクと飛地のカリーニングラード:ロシアバルチック艦隊の拠点。しかし、外洋に出るにはデンマークの狭い海峡を抜けないといけない。
黒海のセヴァストポリ(ウクライナ共和国)とノヴォロシースク:ロシア黒海艦隊の拠点。これもまた、トルコのボスポラス海峡、ダーダネルス海峡、ジブラルタル海峡と極めて狭い海峡を抜けないといけない。
太平洋のペトロバヴロフスクカムチャツキー:カムチャツカ半島の先端部で陸路鉄路が通っていないので軍港としての優位性は低い
日本海のウラジオストク:ロシア太平洋艦隊の拠点。厳密な意味での不凍港ではく冬期に流氷が押し寄せるが、鉄路が通っており軍港としての優位性は高い。
ロシア不凍港


そして、ウラジオストクから外洋を上にして見てみる。
見事に日本列島が外洋に出るのを邪魔している。
外洋に出ようと思えば、宗谷海峡か津軽海峡か対馬海峡を通るしかない。間宮海峡は凍結する。
それぞれの海峡はかなり狭い。領海の範囲を調べると12海里。
しかし、これら3海峡は、国内法で以前の3海里にとどめ、わざと海峡内に公海を作っている。
日本の領海等概念図(海上保安庁)
特定海域(海上保安庁)

ロシアからみたとき


調べていて、ムカムカしてきた。国際法上12海里を領海と設定できるのに敢えて日本政府はしていない。
公海と領海の違いは何か。それは、作戦行動中の軍艦が自由に航行できるかどうかどうか。(領海内は無害通航するならば他国の軍艦も航行可。でも潜水艦が無害通航しているといえるには、浮上して国旗を掲げないといけない。)そして不審な船を国内法で取り締まることができるかどうか。

ロシアに対して強烈に軍事的に優位に立てるカードを日本政府はみすみす手放している。
それは、非核三原則があるため。アメリカの核を搭載した軍艦が領海を通過することのないように3海里でいいですと言っているのだ。国際社会はパワーゲームだということを本当に理解しているのだろうか。佐世保や横須賀に寄港している米空母が核を搭載しているというのは、もう公然の秘密とも言える状態なのに金科玉条のごとく非核三原則を守るために、領海をわざと縮めて核を通過させていませんと言っているのだ。国益を考えたとき、この選択はないだろう。
元外務次官証言(共同通信)

もし、作戦行動中のアメリカ軍艦がこれら3海峡を自由に通過する必要があるのであれば、同盟国としてアメリカに対してそれを認めればすむはず。

核を搭載しているアメリカ軍艦が、これら日本近傍の3海峡を通過する事実は、これら海峡部分の領海を3海里にしようが12海里にしようが変わらない。海峡の領海は3海里にしてますから、核を持ち込ませていませんというのは、詭弁でしかない。

ムカムカして横道にそれて筆が走ってしまった。話を元に戻す。
ロシアの立場にたって考えてみる。日本政府は自ら領海を国内法で放棄している。もし、日本が対ロシア強硬政権となったとき、国際法で認められた12海里領海を国内法で規定すれば、作戦行動中のロシア軍艦が外洋に出るには、津軽および対馬海峡は通過できず、宗谷海峡の北半分を通過するしかない。でも、まだその先に千島列島がある。冬は流氷が押し寄せる。当然、氷が薄く少ない南を通過したい。そこには何があるか。日本固有の領土、北方領土。もし、北方領土を日本に返還したらどうなるか。上記のように日本が国内法を改正したら、ウラジオストクのロシア太平洋艦隊は、冬期外洋に一歩も出れなくなる可能性だって生じる訳だ。そう考えたら、ロシアが返還要求に頑なな態度をとり続ける理由がよくわかる。北方領土の水産資源が豊富だから手放さないのではない。


地図を真剣にしっかり見て考えると、いろんなことが見えてくる気がする。


想定外と言霊

東日本大地震の際、菅前総理は、想定外の地震だったと言った。
そして、また、想定外の出来事として、原発の冷却装置が稼働せず、原子炉がメルトダウンした。

安全神話が崩壊したと言われたが、
原子炉は、100%安全でないといけなかったのだ。
99.9%の安全では許されなかったのだ。

それがために、思考停止してしまったのではないか。
それがために、99.9%の安全を99.99%に引き上げる努力をしなかったのではないか。

日本には、「縁起でもない」という言葉がある。

言葉として発したことが現実のものになるという考え方。
仲間たちで旅行に行くとき、誰かが「雨になるで~」とか言って、実際に雨が降ってしまうと、お前が縁起でもないこと言うからだと袋叩きにあってしまうが、その人が言ったから雨が降るのではなく、上昇気流で雲が発生し雨が降る。でも、言葉に力があると考えるのが、言霊。

近年の日本は、この言霊に支配されている。

原子炉は100%安全だと言わないと、100%安全ではないのだ。
そして、100%安全だと言えば、100%安全なのだ。

100%原子炉は安全なのだから、事故はもちろん想定外になる。

平和憲法を持っていれば、平和になると考え、
鉢呂大臣が死の町のようだと言えば、死の町のようになると考える。

そろそろ、言霊の呪縛から解き放たれないといけない。

言霊と想定外
プロフィール

美空

Author:美空
エロで変態だけど幕末好き。写真にハマり、アートや政治にも関心がある硬軟混ざった48歳です。
普段は、パートナーのドレミと関西を中心に活動しています。

堅い話もありますが、基本エロブログですので、18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

たまにツィートしています。



ドレミもツィート始めました

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