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栄枯盛衰

誕生から成長、成熟、死と人にライフサイクルがあるように
産業にも存在すると、高校時代学んだ。

どんな産業にも人生と同じように、誕生、成長期、成熟期、衰退期があると。

かつて、繊維産業や鉄鋼業は、栄華を極めた。しかし、今はその影もない。
デパートなどの流通業、店頭販売の旅行代理店なども厳しい局面になっていくだろう。
一方、宅配業やIT産業は、ますます成長していくのだろう。

もう一つ衰退の必然を感じる産業がある。
それは、マスメディア。

Sengoku38や東日本大震災のときのツィッターを見たとき、マスメディアは終わったと感じた。

個人個人が動画も撮影できるカメラ付き携帯を持ち、ネットに繋がっている時代、よく考えれば、既存の路線でマスメディアが進むのであれば、衰退は必然だろう。

産業界では、B to C(Business to Consumer)と呼ばれる企業と一般消費者の取り引きや、C to Cと呼ばれる一般消費者(Consumer)間で行われる取り引きが盛んだ。

ニュースの世界でも、C to C へシフトしてきていると考えればいい。

先週末、変態仲間が20人集まり、泊まりで海オフ会を開いた。そして、おみやげにふんどしを持って行こうと考えた。ネットで検索していると、なんとその製造所は、近所!通販で買うより直接買いにいったほうが速いと思い、連絡を取ると、気のいいおじさんが、「いつでも来てくださいね~」と言ってくれた。

行ってみると、そこは本当に質素な小さな工場。汗だくになりながら一人で作業中の手を止めて応対してくれた。話をしていると、「問屋を相手に商売しててもあきませんけど、ネットだと結構買ってくれる人がいて、なんとかやってます。」と汗を拭いながら話をしてくれた。

おじさんは、持っている縫製技術を生かしB to Cで活路を見いだした。


マスメディアもおじさんと同じように進む方向を変えないと衰退の道をたどるだろう。



一方、改めて、メディア。取り巻く環境は、衰退産業への足音が忍び寄っているにも関わらず、どんどん質が落ちていっている。

鉢呂大臣辞任の原因となった発言の前後の記者とのやりとりも報道せず、あの一文だけをあげへつらい、言論人であるも関わらず言霊にとらわれた報道しかしていない。

また、電車内で寝ていた女性の上半身を撮影して警察に逮捕された男性の事件を実名で報道したメディアがある。どのような理由で実名報道するのか。そもそも、逮捕自体が正当なのかが疑わしい。日々業務で撮影し、肖像権や迷惑防止条例違反にならない撮影の範囲について一番詳しいであろうマスメディア。この逮捕に問題意識を持たないというのはどういうことだろう。

少し前になるがネットを使ってカンニングをした学生を執拗に報道した。あまたいるカンニング実行者をメディアは同じように報道したのか?

マスメディアは、通信社になってしまったと誰かがテレビで言っていたが、まさにそのとおり。

小売業に衰退産業の足音が忍び寄るなか、実家の近くの八百屋のおじさんは、今も頑張っている。
それは、そのお店で売っているものは、必ず美味しいから。
美味しいものをプロとして選別しているから。


マスメディアもおじさんと同じように選別の目をつけないと衰退の道をころげ落ちるだろう。


海会
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自然との対峙

東日本大震災、そして今回の紀伊半島の災害といい自然の恐ろしさを見せつけられた。

過去の津波被害を教訓に、高さ10メートル、総延長約2.5キロの長大な防潮堤が整備された岩手県宮古市田老地区。
過去の水害経験をふまえ、高さ9.4メートルの輪中堤が築かれた三重県紀宝町。
いずれも大きな被害となった。

人間が、過去の経験を踏まえ、想定しようが、自然はお構いなしに圧倒的な力でそれを超えてしまう。

力に力、高さに高さで立ち向かうのは限界ではないかと思う。
自然を克服できると考えるのは、人間の思い上がりなんだと思う。

小学生の教材用に司馬遼太郎氏が書いた遺言ともいえる作品「二十一世紀を生きる君たちへ」から引用したい。

 昔も今も、また未来においても変わらないことがある。そこに空気と水、それに土などという自然があって、人間や他の動植物、さらには微生物にいたるまでが、それに依存しつつ生きているということである。
 自然こそ不変の価値なのである。なぜならば、人間は空気を吸うことなく生きることができないし、水分をとることがなければ、かわいて死んでしまう。
 さて、自然という「不変のもの」を基準に置いて、人間のことを考えてみたい。
 人間は───繰り返すようだが───自然によって生かされてきた。古代でも中世でも自然こそ神々であるとした。このことは、少しも誤っていないのである。歴史の中の人々は、自然をおそれ、その力をあがめ、自分たちの上にあるものとして身をつつしんできた。
 この態度は、近代や現代に入って少しゆらいだ。
 ───人間こそ、いちばんえらい存在だ。
という、思い上がった考えが頭をもたげた。20世紀という現代は、ある意味では、自然へのおそれがうすくなった時代といってもいい。

 同時に、人間は決しておろかではない。思いあがるということとはおよそ逆のことも、あわせ考えた。つまり、私ども人間とは自然の一部にすぎない、というすなおな考えである。
 このことは、古代の賢者も考えたし、また19世紀の医学もそのように考えた。ある意味では、平凡な事実にすぎないこのことを、20世紀の科学は、科学の事実として、人々の前にくりひろげてみせた。
 20世紀末の人間たちは、このことを知ることによって、古代や中世に神をおそれたように、再び自然をおそれるようになった。
 おそらく、自然に対しいばりかえっていた時代は、21世紀に近づくにつれて、終わっていくにちがいない。

「人間は自分で生きているのではなく、大きな存在によって生かされている。」
と、中世の人々は、ヨーロッパにおいても東洋においても、そのようにへりくだって考えていた。
 この考えは、近代に入ってゆらいだとはいえ、右に述べたように近ごろ再び、人間たちはこのよき思想を取りもどしつつあるように思われる。
 この自然へのすなおな態度こそ、21世紀への希望であり、君たちへの期待でもある。そういうすなおさを君たちが持ち、その気分をひろめてほしいのである。
 そうなれば、21世紀の人間はよりいっそう自然を尊敬することになるだろう。そして、自然の一部である人間どうしについても、前世紀にもまして尊敬しあうようになるのにちがいない。
そのようになることが、君たちへの私の期待でもある。


ここにもう一つ興味深い記事がある。
東日本大震災の津波が江戸時代の街道と宿場町の手前で止まっていたというのだ。街道は過去の津波の経験をもとに浸水域を避けて整備された可能性があるという見解があり、解説の大学教授は、「先人は災害の歴史に極めて謙虚だった」と語っている。
http://ruri.crara.cc/archives/6344/

築くべきは、高い堤防ではなく、ひとりひとりの心の堤防なのではないかと思う。

防潮門

自助共助公助

紀伊半島で多くの方が亡くなり行方不明という報に接し言葉もありません。
今も多くの村が孤立状態とのこと。早期の復旧を願ってやみません。

そんななか、ニュースでインタビューに応える人の言葉を聞いておやと思った。

避難勧告が出ていれば避難したんだけどという言葉。インタビューアーに誘導されたのかもしれないが、ひどく他力本願な感じがした。

なにか自分の命を行政に預けてしまっているかのように。

十津川は、江戸時代罪人が流れきても追っ手が追えないような険しい山、そして、耕作に適した平地のあまりの少なさゆえ年貢を免除されていた土地柄。

東京や大阪の年間降水量が数日間のうちに降ったというこの状況下で、村内の指定された避難場所であっても確実に安全とは言えない。そして、そこへ向かう道も、安全とは言えない。そんなとき、避難勧告を出すのを慎重になるのは、あり得ることのように思う。住民の安全を考えて。

どうしてもマスコミは、水戸黄門のような、行政=悪、市民=善良というわかりやすい構造に仕立てたがる。

佐用町の洪水被害の際の避難勧告の遅れと同じ視点で見てはいけないと思う。
川の氾濫と土砂災害の違い、村内に完全に安全な場所が確保できるか否かという点で大きく違う。

避難勧告といえども、強制力はない。
避難準備情報→避難勧告→避難指示→退去命令の順だが、退去命令しか強制力がない。これは、もともと、最終的な判断は自分自身がするものという思想が根底にあるのだと思う。

一人の人がおかれた状況と、ほかの人がおかれた状況は違う。
感じることができない放射能汚染と違い、伝えられる情報とともに五感を総動員して自分自身で判断するほかないと思う。

自助共助公助という言葉がある。
これは、まずは自分の身は自分で守る、そして、それができないとき、隣近所同士で助け合う、そして、それも無理なときに行政が救助するという考え方。

以前、どこかの首長さんがテレビでこんな話をされてた。
役所に「公園の木が垂れ下がってきていて、子どもたちの目に刺さりかねない。」との電話連絡があり、首長さんもその現場に向かった。
現場に連絡した男性がいて、首長は、その男性に問いかけた。
首長「あなたのおうちにハサミはありますか?」
男性「はい、あります」
首長「では、どうして、あなたは、子ども達の目に刺さるかもしれないと思ったら、電話する前に自分で切らなかったんですか?」
男性「・・・・・」


翻って、十津川。
日本一の面積を誇る村。
日本一雨が降る大台ヶ原を背後に抱く土地。
そして、かつて、大水害にみまわれ集団移住という決断をした過酷な歴史をもつ村。
今も北海道に移住者が住んだ新十津川町がある。

われ官を恃まず ではないが、自助意識の極めて高い土地柄。
日本一の鉄線吊り橋として有名な谷瀬のつり橋も、集落の人が今の価値で1戸あたり600万~900万円のお金を出し合って建設したもの。

そして、独立独歩の気概の高い村。
幕末期、十津川郷士として御所の護衛を担い、坂本龍馬が暗殺されたときも、十津川郷士を名乗ったので信用して戸を開けたと言われている。

およそ先の役所に電話した公園の男性とは対極の意識をもつ人々のはず。
それだけに、奇異に感じた。
もしかしたら、十津川の人でなかったかもしれない。

一日も早い救助と復旧を願う。

祈り

続・美空小道

氏の写真は、1枚で語ることはできない。
氏は、「写真は、量だ。量は、欲望だ。」とも語る。

よって、続をもって、美空小道が完結する。
(ただ、どうも、写真点数が多すぎるのか1エントリーでアップできないので 笑)


美空小道15

美空小道16

美空小道17

美空小道18

美空小道19

美空小道20

美空小道21

美空小道22

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美空小道25

美空小道26

美空小道27

美空小道

ドレミと「オン・ザ・ロード 森山大道写真展」に行ってきた。
そして、いっぱいインスパイアされた。

森山大道氏の写真との出会いは、平成21年9月。
当時、私は、初心者向け写真教室に通っていた。

毎月課題が出る。10月の宿題は、マネっこ写真。
ポスターでも、CDジャケットでも、好きな写真と同じ写真を撮ってみなさいというもの。
芸術は、何でも模倣からスタートするんだと。

何をマネしようかと考えていたとき、立ち寄った本屋で森山大道氏の写真集「新宿」をみつけ、1枚の写真じゃなくこの写真集をマネしてみようと思った。

写真教室に通うまで森山大道氏の名前すら知らなかった。

あるとき授業で、先生が、好きな写真家の名前を教えてくださいと聞かれた。
女性の生徒さんがほとんどの中、私は少し恥ずかしがりながら、「アラーキー」ですと答えた。

そうすると先生が、「何も恥ずかしがることありません。荒木経惟は、エロティックな写真ばかり撮っているというイメージがありますが、すごい技術に裏付けされてるのですよ。そして日本の三大写真家の一人です」と。

そして、「もう一人が篠山紀信で、あと一人は、誰か分かりますか?」と聞かれた。

誰も答えることができず、「もう一人は、森山大道で、私は、この人に習いたくて自分の写真学校を選びました」と教えてくださった。


その森山大道氏の写真をマネるべく、まずは、写真が撮られた場所がわかりそうな写真をピックアップした。

そして、その場所をネットで検索した。あとは、現場で実際に探すしかない。ゴールデン街をはじめ新宿を歩き回った。なんとか撮影が終わったあと、大阪の紀伊国屋書店で、氏の写真集「大阪」を見つけた。
え~~~大阪もあったんや!と愕然。
http://getsuyosha.jp/kikan/osakaPlus.html
しかし、気を取り直して、早速写真集を購入。新宿と同じ作業をした。
やはり大阪のほうが確実に場所を探しやすい。

同じ場所を撮るだけでなく、森山大道になった気持で街を撮ってもみた。
そして、それを1冊のフォトブックにした。

森山大道写真展に行きインスパイアされた私が
森山大道氏へのオマージュを込めて
そのときの写真をいくつかアップしたいと思う。
習作なのでお許しいただきたい。

名付けて、美空小道。
司馬遼太郎は、司馬遷に遼に及ばないということでそのような名前にしたとのことだが、
さしずめ、私なら、本来は、美空小小小小小道だろうが、ここは敢えて、美空小道で(笑)


美空小道01

美空小道02

美空小道03

美空小道04

美空小道05

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美空小道14
プロフィール

美空

Author:美空
エロで変態だけど幕末好き。写真にハマり、アートや政治にも関心がある硬軟混ざった48歳です。
普段は、パートナーのドレミと関西を中心に活動しています。

堅い話もありますが、基本エロブログですので、18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

たまにツィートしています。



ドレミもツィート始めました

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