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憲法9条信奉者の考え方とふるまい

以前目にした百田尚樹氏と某自称作曲家の方とのリプがあまりにも九条を信奉する方の考え方を現していると思ったのでブログで整理をしてみた。ほんと笑ってしまう(笑)

百田氏ツイート:「軍隊を保持せず、交戦権を持たない国」と、「国防軍を持ち、自衛のための交戦権を持つ国」とでは、他国はどちらの国を侵略するかという命題である。繰り返すが、日本人で戦争を望む者など誰もいない。ただし国土と国民の命が無法国家に脅かされたときは、自衛のために戦う必要がある。

作曲家氏リプ:「強い軍事力によって平和を維持出来る」という、9条廃止・軍備強化を唱える人々の子供じみた夢想=妄想。救いがたい!

百田氏リプ:では、戦争を抑止するにはどんな方法が最適なのかを示してください。また先進諸国のすべてが軍隊を持っている理由を説明をしてください。

作曲家氏リプ:言葉ですよ。あなたは言葉を生業にしながら言葉の力を信ずることができないのですか?

作曲家氏リプ:「先進国」の定義がよく判りませんが多くの国が軍隊をもち平和のお題目の下に侵略と略奪を繰り返してきた歴史から学べと言っているのです。みんなが武器を持っているから僕だって持ちたいでは子じみたと言われてもしかたないでしょ。

百田氏リプ:では、あなたが学べという「歴史」から、軍隊を持たずに、他国から侵略もされず平和を維持できた国を挙げてください。

作曲家氏リプ:抑止できた戦争は歴史に記録されることはありませんから例示することは難しいですね。それに反して「自衛のため」と称する戦争による悲劇は枚挙にいとまがないですが。ご承知のようにこの問題にスマートな回答はありません。だから知恵をつかいましょうよと言うことです

周囲の反応1: 百田さん一人説得できない癖に戦争は言葉で止められるとかよく言えるよなぁ・・・
周囲の反応2:では、その言葉の力とやらで南スーダンの紛争を終らせて来れば宜しい。
周囲の反応3:言葉で平和が護れる?その言葉で世界中の戦争を止めて下さい。マザーテレサやマンデラ氏が言うなら納得。言葉を発する人に覚悟と地獄を見た経験と実績があるから効果がある。度を超えたロマンチスト。ナルシストでもあるねある意味すごい


百田氏ツイート:年明け早々、ツイッターでやりとりをしてみたが、見ず知らずの人に向かっていきなり「妄想」「救いがたい!」と口汚く罵るような人間とは、やはりまともなやりとりはできなかった。これは私のミス、反省。

百田氏ツイート:常々、不思議に思うことがある。私に対して非常に攻撃的な非難ツイートを送ってこられる方のほとんどが「9条を守れ」と主張する平和主義者であることだ。本当にびっくりするくらい好戦的なのである。罵詈雑言や嘲笑だけにとどまらず、「死ね!」とかいうのも全然珍しくない(^ー^)


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亀裸男大学入試問題

Jさん(@kameraman0624)から「従軍慰安婦問題」「朝日新聞」「河野談話」「覆水盆に返らず」「詫び寂び」「島国気質」を使って文章を完成させなさいという問題をいただきました。以下のとおり作成し提出いたしますので、ご審査の程よろしくお願いします。

~美しい日本の心と従軍慰安婦問題~

最近、いわゆる「河野談話」の見直しが話題になっている。民主党政権では、あり得なかった見直しが話題になるというのは、政権交代を象徴している。

では、そもそも「河野談話」とは何か。それを説明するためには、この談話を発表する原因となった「朝日新聞」の報道について言及せねばならない。

河野談話発表から遡ること4年、平成元年に吉田清治氏が従軍慰安婦問題の著書を韓国で翻訳出版し、平成3年に「朝日新聞」が吉田清治氏の慰安婦狩りの証言を写真入りで紹介した。そして、平成4年に「朝日新聞」一面トップで吉見義明中央大学教授の防衛研究所における資料発見を「慰安所、軍関与示す資料」「部隊に設置指示 募集含め統制・監督」と報じ、その解説欄において朝鮮人女性を慰安婦として強制連行されたと報道したことにより、日韓関係が大きくこじれることになった。(関係資料1参照)

そして、これをうけ政府は、いわゆる「従軍慰安婦問題」について調査し、平成5年にその結果を発表した。その際の官房長官談話が「河野談話」である。その内容は、慰安婦及び慰安所設置について日本軍の関与を一定認め、謝罪したものである。そして、『慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。』とし、一見「朝日新聞」報道を追認したともとれる内容が余計にこの問題を複雑化させてしまった。(関係資料2参照)

「河野談話」で注意すべき点は、慰安婦及び慰安所の存在について日本軍の関与を明確に認める一方、慰安婦の募集は業者が主として行ったということである。また、本人の意思に反して集められたケースがあり、それに官憲等が関わった場合もあったとしているが、組織的強制連行までは言及していない点である。

その後、端緒となった本の執筆者であり、朝日新聞で証言をした吉田清治氏が、創作であったことを平成8年の週刊新潮誌上で告白。また、平成4年の朝日新聞1面トップ記事で軍の関与を示す資料を発見したとする吉見義明教授は、平成9年「朝まで生テレビ」において「日本の植民地(朝鮮、台湾)については、強制連行を示す資料はない」と認めたが、もう既に手遅れ。このような告白や発言が大きく報じられることはなく、日本国内でも従軍慰安婦が存在したと思っている人がいる状況である。

加えて、平成19年には、安倍内閣において閣議決定文書で、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかったと、強制連行を裏付けるものはなかったと明確否定したが、まさに「覆水盆に返らず」、韓国日本大使館前に慰安婦像が設置されるなど、問題の収拾には至っていない。(関係資料3参照)

さて、ここまで関係がこじれてしまった原因は、日本人独特の考え方が影響を及ぼしているように感じる。

日本には、負けるが勝ちという言葉や謙譲という言葉がある。
自らを下げ相手を上げることを美徳とする価値観である。

これは、日本独特の感性、侘び・寂びにも通じるものであろう。
落胆や失意の中に感じる、深い感情や情緒、味わいといったもの、それが“侘び”。
賑やかな様子や豊かなもの、美しいものが閑寂になり、枯れたときに見いだす深いおもむき、それが“寂び”。

いわゆる従軍慰安婦問題が日本以外の国で起こった場合、調査結果が組織的ではなく一部そのような場合もあったという内容であれば、“なかった”とするだろう。こんな馬鹿正直に言う国なんてない。ある意味世界標準からかけ離れている。だから“一部あった”ということは組織的で“あった”のだと誤解されてしまう。その後否定しても改まらない。

すぐに自らを下げ、詫びてしまう国民性。侘び・寂びではなく、「詫び寂び」とも言えるだろう。

このような日本人独特の感性、考え方が生まれたのは、日本の置かれた地勢的位置が影響しているように思う。

民俗学者、柳田国男氏が唱えたものに方言周圏論がある。方言などが文化的中心地から同心円状に分布する場合、外側にあるより古い形から内側にあるより新しい形へ順次変化したと推定するもので、つまり、言葉は文化の中心地から伝播し、一番外の円が一番古い方言を残しているという理論である。

この理論をベースに日本という国の位置を見たとき、面白いことが見えてくる。日本は、ユーラシア大陸の東端に位置し、その先は太平洋である。一方文化は、ローマや中国から日本へ伝わってきた。つまり、日本は一番古い文化を残しているということになる。

確かに、五弦の琵琶は、発祥の地インドや中国には現存せず、唯一正倉院にのみ現存する。また、切腹も中国で生まれたものであるけれど、日本にのみ残った。

司馬遼太郎をして、人間を純粋培養した究極の形と言わしめた武士が生まれ、
武士が自らの階級を無くす明治維新という革命を起こし、
革命が成功しても革命側が権力の座に座らなかったという世界でも希有な例を生んだ。

命よりも名誉を尊び、私心を捨て公に尽くす。
人として究極の美しい生き方を生んだ日本。

文化伝播の東の端に位置する島国、ここにおいては、日本固有の文化をベースに大陸から到来する新しい文化を日本に合うものだけを上手く取り入れ、そして昇華し、濃縮し、世界標準からは一線を画す“美しい心、美しいふるまい”が生まれたのである。

この美しい「島国気質」が誤解を生むことになってしまったのである。

“美しい心、美しいふるまい”に恐怖を覚える国々によって、これらは戦後破壊されつつあるが、まだ完全には破壊されていない。




従軍慰安婦問題をはじめ混迷を深める世界情勢の中で日本が歩んでいくためには、改めて日本の“美しい心、美しいふるまい”を見つめ直し、取り戻し、眼をしっかり見開いて世界を知ることである。

美しい日本の心は世界標準にする必要は全くない。

和魂洋才。古来、我が祖先がしてきたことと同じことをすればいいのである。

これを、建国記念の日に提出できたことを嬉しく思う。

建国記念

<関係資料>
1.時系列整理
平成元年(1989年)
5月 主婦で「朝鮮と朝鮮人に公式謝罪を・百人委員会」の事務局員、青柳敦子氏が『朝日ジャーナル』に意見広告
8月 吉田清治氏の従軍慰安婦問題の著書が韓国で翻訳出版

平成2年(1990年)
1月4日 『ハンギョレ新聞』で、韓国の梨花女子大学教授の尹貞玉氏が「"挺身隊"怨念の足跡取材記」との連載で慰安婦問題を告発
11月 韓国で「韓国挺身隊問題対策協議会」が発足。ソウルの日本大使館前で「日本軍による慰安婦問題」に対する抗議デモを行なう。以降水曜デモが恒例に。

平成3年(1991年)
5月22日 『朝日新聞』大阪版が「木剣ふるい無理やり動員」との見出しで吉田清治氏の慰安婦狩りの証言を写真入りで紹介
8月11日 『朝日新聞』が「元朝鮮人従軍慰安婦 戦後半世紀重い口開く」(植村隆韓国特派員・ソウル発)との見出しで記事掲載
8月14日 元慰安婦の金学順がソウルで記者会見
8月15日 『ハンギョレ新聞』により、金学順が「親に売り飛ばされた」と証言 していたことが判明
10月10日 『朝日新聞』大阪版が井上祐雅編集委員による吉田清治氏のインタビュー記事を掲載
12月6日 金学順を初め三名の元慰安婦を含む三十五人の原告(主任弁護士:高木健一)が日本政府を相手取り提訴(アジア太平洋戦争韓国人犠牲者補償請求事件)

平成4年(1992年)
1月11日『朝日新聞』が一面トップで吉見義明中央大学教授の防衛研究所における資料発見を「慰安所、軍関与示す資料」「部隊に設置指示 募集含め統制・監督」と報じる
1月13日十一日の『朝日新聞』の記事をうけ、加藤紘一官房長官が事実調査の前に「お詫びと反省」の談話
1月14日 韓国のマスコミが、女子児童が挺身隊として勤労動員されたという報道を誤解し、「国民学校の生徒まで慰安婦にさせた日帝の蛮行」などと報道
1月16日 韓国を訪問した宮沢喜一首相は慰安婦問題の報道により反日デモが高まる状況に、首脳会談などで八回謝罪し、「真相究明」を約束
1月23日『朝日新聞』夕刊「窓」欄のインタビューで、吉田清治氏が「強制連行した女性は少なくみても九百五十人」と発言
5月25日『朝日新聞』が、吉田清治氏が韓国に「謝罪の旅」に出る予定と紹介
7月6日 日本政府が吉見義明教授の資料発見を受けて行った慰安婦問題に関する調査結果を発表。百を超える関係資料を公開。加藤紘一官房長官は「強制連行の資料はなかったが、慰安所の設置や運営監督に政府が関与していた」ことを初めて公式に認める
7月31日 韓国政府が「日帝下の軍隊慰安婦実態調査中間報告書」で「日本政府による慰安婦の威圧的連行があった」と主張
8月12日 吉田清治氏が訪韓。金学順に頭を下げて謝罪

平成5年(1993年)
8月4日 内閣官房内閣外政審議室から発表された文書「いわゆる従軍慰安婦問題についてに関連し、河野洋平官房長官が旧日本軍の関与を認める、いわゆる「河野談話」を発表

平成19年(2007年)
3月16日 社会民主党辻元清美議員提出の「慰安婦」問題への認識に関する質問に対する安倍首相答弁書で、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかったと、強制連行を裏付けるものはなかったと閣議決定をして回答。一方「河野談話」は継承しているが、その内容を閣議決定することは考えていないとも回答。

平成24年(2012年)
11月30日、日本記者クラブ主催 衆議院選挙に向けて党首討論会で朝日新聞星氏からの質問に対して、安倍総裁「従軍慰安婦問題に関する河野談話を証明する事実はなかったと前安倍政権時代に閣議決定している。そもそも、朝日新聞の誤報による、吉田清治という詐欺師のような男が作った本がまるで事実かのように伝わったこと」 http://www.youtube.com/watch?v=2QQyo2U5Slg …

「近野滋之・民族主義者の警告」http://blogs.yahoo.co.jp/x1konno/36871929.htmlに記載された年表をもとに美空が補筆した。

2.慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話(内閣府HPから)
平成5年8月4日
 いわゆる従軍慰安婦問題については、政府は、一昨年12月より、調査を進めて来たが、今般その結果がまとまったので発表することとした。
 今次調査の結果、長期に、かつ広範な地域にわたって慰安所が設置され、数多くの慰安婦が存在したことが認められた。慰安所は、当時の軍当局の要請により設営されたものであり、慰安所の設置、管理及び慰安婦の移送については、旧日本軍が直接あるいは間接にこれに関与した。慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主としてこれに当たったが、その場合も、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあり、更に、官憲等が直接これに加担したこともあったことが明らかになった。また、慰安所における生活は、強制的な状況の下での痛ましいものであった。
 なお、戦地に移送された慰安婦の出身地については、日本を別とすれば、朝鮮半島が大きな比重を占めていたが、当時の朝鮮半島は我が国の統治下にあり、その募集、移送、管理等も、甘言、強圧による等、総じて本人たちの意思に反して行われた。
 いずれにしても、本件は、当時の軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた問題である。政府は、この機会に、改めて、その出身地のいかんを問わず、いわゆる従軍慰安婦として数多の苦痛を経験され、心身にわたり癒しがたい傷を負われたすべての方々に対し心からお詫びと反省の気持ちを申し上げる。また、そのような気持ちを我が国としてどのように表すかということについては、有識者のご意見なども徴しつつ、今後とも真剣に検討すべきものと考える。
 われわれはこのような歴史の真実を回避することなく、むしろこれを歴史の教訓として直視していきたい。われわれは、歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を永く記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さないという固い決意を改めて表明する。
 なお、本問題については、本邦において訴訟が提起されており、また、国際的にも関心が寄せられており、政府としても、今後とも、民間の研究を含め、十分に関心を払って参りたい。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html
この談話は、同日に内閣官房内閣外政審議室から発表された文書「いわゆる従軍慰安婦問題について」http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/pdfs/im_050804.pdf
を受けて発表された。


3.軍の強制連行の証拠ない 河野談話で政府答弁書(共同通信)
政府は16日午前の閣議で、従軍慰安婦問題への旧日本軍の関与を認め謝罪した1993年の「河野洋平官房長官談話」に関連し「政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示す記述は見当たらなかった」とする答弁書を決定した。
社民党の辻元清美衆院議員の質問主意書に対する答弁書。安倍晋三首相の「当初、定義されていた強制性を裏付ける証拠はなかったのは事実」とのこれまでの発言を追認した形だ。
答弁書は、慰安婦募集の「強制性」について、談話発表に先立つ91年12月から93年8月までに政府として関係資料の調査や関係者の聞き取りを行ったとしている。
また同談話に関して「閣議決定はされていないが、歴代内閣が継承しているものだ」と強調する一方で、今後もその内容を閣議決定する方針はないとしている。河野談話でも、日本軍による「強制連行」との表現は使われていない。
http://www.47news.jp/CN/200703/CN2007031601000285.html


1)安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問主意書
提出者  辻元清美 平成十九年三月八日提出 質問第一一〇号(衆議院HPから)

 米国議会下院で、「慰安婦」問題に関して日本政府に謝罪を求める決議案(以下決議案)が準備されている。これに対し安倍首相が総裁を務める自民党内部から「河野官房長官談話」見直しの動きがあり、また首相自ら「米決議があったから、我々が謝罪するということはない。決議案は客観的な事実に基づいていない」「当初、定義されていた強制性を裏付けるものはなかった。その証拠はなかったのは事実ではないかと思う」と述べ、談話見直しの必要性については「定義が変わったということを前提に考えなければならないと思う」と述べたことから、米国内やアジア各国首脳から不快感を示す声があがっている。
 同時に安倍首相は、米国に対して「引き続き理解を得るための努力を行っている」と述べている。米下院外交委アジア太平洋地球環境小委員会のファレオマバエンガ小委員長もまた、「米国を訪れる安倍首相に恥ずかしい思いをさせたくない」と述べ、下院決議の採択を四月下旬に予定される首相訪米後へ先送りすることを明言した。首相訪米に先立ち、日本政府は米国の誤解を解き、「慰安婦」問題に対する態度を明確にすることが求められている。
 一方、新聞報道によれば、安倍首相は「河野談話が閣議決定されていると誤認していたこともあり、河野談話を継承すると表明した」(二〇〇七年三月六日・産経新聞)とされている。「河野談話」については明白な政治の決定プロセスを欠いていることも米国の誤解を生む一因と考えられるため、「河野談話を継承する」と首相や官房長官が明言している現内閣において閣議決定を検討すべきでは、という意見もある。
 さらに、米国議会下院では、日本軍当局が慰安所運営に直接関わったことを示す証拠として中曽根康弘元首相の回顧録『終わりなき海軍-若い世代へ伝えたい残したい』(発行年月日:一九七八年六月一五日、発行所:株式会社文化放送開発センター出版部、編著:松浦敬紀)が提出された。同書の中で中曽根元首相は、「三千人からの大部隊だ。やがて、原住民の女を襲うものやバクチにふけるものも出てきた。そんなかれらのために、私は苦心して、慰安所をつくってやったこともある。」(同書第一刷九八頁)と記述している。「慰安婦」「慰安所」に関する証言を得ることは年々困難になっている。日本の首相経験者が当時大日本帝国の軍人として直接的に慰安所設立・運営に関わり証言まで残している以上、日本政府には早急かつ充分な調査を期待するものである。
 従って、以下、質問する。

一 《安倍首相の発言》について
 1 「定義が変わったことを前提に」と安倍首相は発言しているが、何の定義が、いつ、どこで、どのように変わった事実があるのか。変わった理由は何か。具体的に明らかにされたい。
 2 「当初、定義されていた強制性を裏付けるものはなかった。その証拠はなかったのは事実ではないかと思う」と安倍首相は発言しているが、政府は首相が「なかったのは事実」と断定するに足る「証拠」の所在調査をいつ、どのような方法で行ったのか。予算を含めた調査結果の詳細を明らかにされたい。
 3 安倍首相は、どのような資料があれば、「当初、定義されていた強制性を裏付ける証拠」になるという認識か。
 4 「理解を得るための努力」とは具体的にどのような行為を指しているのか。複数あればすべて明らかにされたい。
 5 安倍首相は、「決議案」のどの部分が、どのように「客観的な事実に基づいていない」と判断しているのか。文言ごとにすべて明らかにされたい。また政府は、指摘部分以外はすべて「客観的な事実に基づいて」いるという認識でよいか。
二 《米下院外交委アジア太平洋地球環境小委員長の発言》について
 1 米下院外交委アジア太平洋地球環境小委員長はなぜ安倍首相が「恥ずかしい思い」をすると考えたのか。安倍首相の認識を示されたい。
 2 米下院で「慰安婦」問題に関して「決議案」が採決された場合、安倍首相は「恥ずかしい思い」をするのか。安倍首相の認識を示されたい。
三 《「河野官房長官談話」の閣議決定》について
 1 「河野官房長官談話」が閣議決定されていないのは事実か。事実であるなら、どのような扱いなのか。
 2 安倍首相は、「河野官房長官談話」を継承すると発言している以上、「河野官房長官談話」を閣議決定する意思はあるか。ないのであれば、その理由を明らかにされたい。
 3 政府は「慰安婦」問題について「すでに謝罪済み」という立場をとっているが、いつの、どの文書や談話をもって謝罪しているという認識か。すべて示されたい。
四 《中曽根康弘元首相の回顧録》について
 1 安倍首相は、中曽根康弘元首相が「慰安所をつくってやった」という事実を知っていたか。
 2 「慰安所」設立・運営に対し、軍の関与のもとでいかなる「強制」があったか、政府は中曽根康弘元首相への調査を行ったか。行ったのであれば、調査結果をすべて明らかにされたい。
 3 行ってないのであれば、政府は中曽根康弘元首相への調査を行う予定があるのか。時期・調査項目など詳細について明らかにされたい。行う予定がなければ、なぜ行わないのか理由を示されたい。
 右質問する。

2)衆議院議員辻元清美君提出安倍首相の「慰安婦」問題への認識に関する質問に対する答弁書 平成十九年三月十六日受領 答弁第一一〇号(衆議院HPから)
一の1から3までについて
 お尋ねは、「強制性」の定義に関連するものであるが、慰安婦問題については、政府において、平成三年十二月から平成五年八月まで関係資料の調査及び関係者からの聞き取りを行い、これらを全体として判断した結果、同月四日の内閣官房長官談話(以下「官房長官談話」という。)のとおりとなったものである。また、同日の調査結果の発表までに政府が発見した資料の中には、軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかったところである。
 調査結果の詳細については、「いわゆる従軍慰安婦問題について」(平成五年八月四日内閣官房内閣外政審議室)において既に公表しているところであるが、調査に関する予算の執行に関する資料については、その保存期間が経過していることから保存されておらず、これについてお答えすることは困難である。

一の4について
 在米国日本大使館を始めとする政府関係者から、米国議会及び行政府関係者等、各方面に対し、日本政府の立場について十分説明し、米国側の理解が得られるよう最大限努力している。
 他方、説明の相手方との関係もあり、それらの説明の個々の事例について明らかにすることは差し控えたい。

一の5について
 御指摘の決議案については、米国議会で今後議論されていくものでもあり、政府として、その問題点を一つ一つ取り上げて意見を述べることは差し控えたいが、全般的に、慰安婦問題に関する事実関係、特に、慰安婦問題に対する日本政府の取組に対して正しい理解がされていないと考えている。

二の1について
 御指摘の米国の小委員長の発言の理由について推測を述べることは差し控えたい。

二の2について
 御指摘の決議案については、米国議会で今後議論されていくものであり、これが採択された場合という仮定に立った質問にお答えすることは差し控えたい。

三の1について
 官房長官談話は、閣議決定はされていないが、歴代の内閣が継承しているものである。

三の2について
 政府の基本的立場は、官房長官談話を継承しているというものであり、その内容を閣議決定することは考えていない。

三の3について
 御指摘の件については、官房長官談話においてお詫びと反省の気持ちを申し上げているとおりである。

四の1について
 御指摘の回顧録の中に御指摘の記述があることは承知している。

四の2及び3について
 関係者からの聞き取り調査について、特定の個人を識別することができる情報を記録していること等から個々の内容は公表しないこととしており、御指摘の調査については、答弁を差し控えたい。

軍隊とは

いわゆる戦後教育を受けた私にとって、明治から戦前戦中の日本軍の振る舞いは、最悪のものと映っていた。

そして、社会人になり読み始めた本で、日清、日露の戦争においては、国際社会の一員たるべく健気なまでに国際法を遵守しようとした日本軍の姿を見た。しかし、それでもなお、戦前戦中の日本軍は、日清、日露、第1次世界大戦の連勝によりおごってしまったのだと思っていた。実際そういう部分は、あったと今も思う。

しかしながら、教えられた物事ではなく、自らの意志で調べた資料を種々読むにつけ、戦前戦中の日本軍に対する私の考えは誤りであったのではないかと思い至った。このことについては、また別の機会に改めて書きたいと思う。

今般、資料を読んでいるなかで、その思いが沸々と沸いてきたので、以下のようにツイートした。
美空 ‏@misora1003「今に至るまで、私は、戦前戦中の日本軍を誤解していた。国を守るために散華された200万を超える英霊のみなさん申し訳ありません。」

そうすると@norift_sport さんから以下のような返信をいただいた。
‏「@misora1003 軍隊は人を守るためにあるべきですね」

これに対する私のお答えは、到底140文字で書くことができませんので、こちらにて私の考えを書かせていただきます。

おっしゃるとおり、軍隊は人を守るためにあるべきだと思います。
しかし、それは単なる人ではなく国民だと思います。
そして、軍隊は、国民を守るだけでなく、国も守るためにあると思います。

「ヒト」は、「人」となり社会的動物になりました。
人はひとりでは生きていけません。
現代において、無人島でひとり自給自足の生活をして、それが一つの独立国家とはなり得ません。
地球上で主権が及ばない陸地は、南極大陸のほかにはありません。

人は、ムラを作り、クニを作り、国家を作りました。
千数百年、国が存続しているという世界でも希有な国に住んでいる日本人にとって、
また、60年以上戦争をしていない国に住んでいる現代日本人にとって、
国というのはあって当たり前、空気のような存在で意識していないので、想像しにくいですが、国が無くなってしまうことはあるのです。

そうなってしまえば、人を守ることはできません。
そのために国を守っているのです。
人を守ることと国を守ることは密接不可分です。

世界には国を失った国があります。イスラエルやチベットもその一つです。
イスラエルは再び建国しましたが、チベットは独立を果たすことができていません。
イスラエルは建国して軍隊を持ちましたが、チベットは軍隊を持ちえていません。

人を守ることは、家族や警察ができますが、
国を守ることは、軍隊でしかできません。

私は、このように考えます。

今回、@norift_sportさんから返信をいただいたことをきっかけに、改めていろいろ思索をめぐらせ自身の考えをまとめるという貴重な機会を得ることができました。ありがとうございました。


ミサイル

日本は本当に悪いことばかりをしたのか

最近、いろんな出来事にでくわしたり、本を読むなかで、世間の人が思っているほど、日本は悪いことをしたのかと思うようになった。そう思うようになった流れを記したい。


1.教えられたことと実際との違い

小さい頃、まだ頭がスポンジのような状態のときに学校で教えられたこと、そして、学校で教えられたことの延長線のマスメディアの論調をシャワーのように浴びていると、なかなかその呪縛から抜け出ることができなかった。

しかし、時が経ち、見聞きし、既存メディア以外の情報を得たとき、徐々にその呪縛からとき放たれてきた感じを覚える。

教えられたことと実際との差異。幾度かそのような経験を経て、教えられたことは、本当のことではなかったのだと確信するに至った。

以前のエントリーにも書いたように、私は公立中学校で石川さんは無実ですという作文を半ば強制的に書かされた。石川さんとは、刑事事件で最高裁判決が出て結審していた事件の被告だ。その後数度の再審請求がなされている。被差別部落出身であるがゆえに犯人にでっちあげられたとの運動が2審以降展開されている。

戦争中は思ったことを自由に言えなかった暗黒の時代だっと授業で教えられたのに、この半ば強制的に無実だと作文に書かせられることには、同じことではないかと、こども心にものすごい違和感を覚えた。

大人になって改めて考えると、公教育において特定裁判当事者のどちらかが正しい、あるいは間違っているなどと教えることは到底許されない。それが分かったとき、自分が受けた教育の胡散臭さが分かった。


そして、私は私立大学の付属高校に入学し、遊んでばかりで活字の本など読んだこともなかった。でも、30歳代で読書の楽しさに目覚め、それ以降は、偏ったジャンルではあるけれど、以前の自分からは想像できないくらい多くの本を読んだ。

中学校までの教育で、江戸時代は、士農工商穢多非人という身分制が存在する暗黒の時代。明治時代も、女工哀史に象徴されるような暗黒の時代と教わり、それ以降もそのような頭でずっといた。

ところが、本を読んでいると、どうも教わったことと違う。暗黒とはいえない時代だった。確かに今の価値観で、江戸時代や明治時代をみたら、生きること自体が過酷な時代。しかしながら、世界的にみて当時の他の国々と比べたとき、教わったような暗黒の時代とは思えない。

そして、個人レベルで人間ひとりひとりの気持ちの持ちよう、文化教養の高さ、力強さなどを考えたとき、現代よりずっと豊かであった気さえする。

江戸時代の治世を封建制であることだけをもって、あまりにも前近代的と評価し過ぎた教育を受けた。そして、人々の教育や文化水準についても、馬鹿にした教育を受けた。

歴史を見るとき、現代の物差しで当時を考えると、間違ってしまう。日本の今の物差しで歴史を見るのではなく、世界の物差し、当時の物差しで歴史を見ないといけない。

そういう意味において、私が受けた教育、そして、その後見聞きした多くのメディアの論調は、日本の今の物差しでしか歴史を見ていないと考える。


2.左派の主張の欺瞞

これらの教育及び論調は、左派と呼ばれる人々の考え方に基づくものの。自身が受けた教育に対して立ち止まって考えるのと同じように、これら左派の人たちの言動を注視すると、極めてシンプルな論理矛盾に行き着き、彼らの主張が欺瞞に満ちたものであることが分かる。

・あれだけ自衛隊は違憲だと主張していた社会党が政権与党となったとたんに自衛隊は合憲と主張。

・世界一周の旅をするピースボート。自衛隊不要論を展開していた辻元清美議員が立ち上げた団体で、団体も自衛隊の海外派遣に反対していたが、航海中ソマリア沖で海賊の脅威があるため、自衛隊からの護衛の申し出を受けて護衛してもらった。

・社会党本部に暴漢が乱入した際、ガードマンが制圧。非武装中立を唱えているのになぜ言葉で説得しないのか。

以下は彼らの主張にもとづくものではないが、私の確信に至る要素なので記す。

・左翼から右翼に転向した人はいるが、右翼から左翼に転向した人は知らない。

・自分の住んでいる町を愛するのと同じように自分の住んでいる国を愛することができない人が、他国を尊重できる訳がない。

・自分のバックグラウンドである自国の歴史を否定する人とは、嘲笑してうわべではつき合っても認めることはしないというのがグローバルスタンダード。自分の国を愛し、自国の文化を理解している人間でないと世界では相手にされない。


3.既存メディア以外の情報

そのうえで、you tubeをはじめとする既存メディア以外の情報に注視をすると、改めていろんな発見がある。

これらの情報源が自分でその情報の真偽を確かめる必要があるけれど、非常に有効な情報獲得手段だと思う。

本当のことを知るためには、既存メディアだけでなく、いろんなチャネルの情報を得ないといけない。でも、今はネットを通じて以前よりもたやすく既存メディア以外の情報を得ることができるようになった。

既存メディアが機能していないという少し情けない状況だけれど、アラブの春や中国の民主化運動と同じように日本の人たちはインターネットというツールを得て本当のことにアプローチすることが容易になった。

日本国民として、知っておくべきだと思う動画をいくつか紹介したい。











パール判事に関する本を購入した。
ネットをきっかけとして本にあたり、改めて自分の頭で考えてみようと思う。

そして、幸いにもかろうじて戦前戦中に生きた方々がご存命だ。
実際に体験をした人にあたり、生の話を聞いてみようと思う。

武力より言葉で

報い

東日本大地震が起こったとき、多くの消防団員が津波から町を守るために防潮門を閉じに海に向かって走った。

そして、多くの団員が犠牲になった。彼らは、普段自分の仕事をしていて、火事や災害が起こったときに活動する。常勤の消防士に比べ装備が整っていない。でも、地元密着の活動を広範に担っている。

地震が起こったとき、本当は家族を連れて山に避難したかっただろう。でも、消防団員としての使命を全うするために海に向かった。

253名という膨大な殉職者数だ。常勤の消防士の殉職者が27人ということを考えると、その多さが分かる。

通常、彼らが活動中に災害に見舞われたときは、補償基金から非常勤公務員として補償される。しかしながら、今回の大震災では、その死者数の多さから消防団員福祉共済の弔慰金が、資金不足のため制限される。

こんなことがあっていいのか。
みんなの命を守るために海に走り犠牲になった人とその遺族にそんな扱いで良いのか。

民主党は医療機関受診時に100円を上乗せして支払う受診時定額負担制度の導入を見送った。

それにより、必要となった費用は1300億円
一方、規定額を支払のに必要な費用は40億円

そんな100円の負担を見送るお金があるんだったら、彼らにしっかり補償すべきだろう。
国民はこの事実を知ったら、100円の負担を厭うだろうか。

スペイン政府は、福島原発で初期活動した人達にスペイン皇太子勲章を贈った。

外国の政府は、その勇気を称えたが、日本政府は、何かしたか?

お金が足りないんだったら、せめて、彼ら消防団員の勇気を称える処置を講じるべきだろう。

そんな国民を使い捨てにする国は国民から見限られるだろう。

声が大きい医師会票を失うことに汲々して、声の小さい253人を顧みることをしない政府。なにが「国民の生活が第一」だ。「政権維持が第一」ではないか。

民主党政権!よく考えて欲しい。


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政体

地勢と歴史を俯瞰してみたが、次は政治制度を俯瞰してみたい。

昨今の政治をみると、TPPや年金、防衛問題など今の日本が抱える喫緊の課題を先送りもしくは牛歩戦術かのごとくの議論に終始している。

果たして、民主制が国民に一番幸せをもたらす制度なのだろうか。
民主制を維持するためにかかる費用、ポピュリズム、ばらまき政策をみたとき、ふと疑問に思う。

政治決断にはスピードが不可欠だ。そして、長期戦略をもって政治にあたる必要がある。

しかし、あまりにも意見のバランスをとり中間案での妥協を繰り返し、首相が1年毎に交代するような状況では、果断や長期戦略政治を望むことができない。

国益を考えたとき果たしてこれで良いのだろうか。


政体としては、君主制と貴族制と民主制がある。
大きな国家で民主制をとるには、国民の意思を反映するための仕組み・システムが必要になる。このため、古くは、絶対君主制国家が多かった。しかし、専制政治などの問題が起こり、市民革命を経て民主制を採用する国が多くなった。

民主制を支えるのが国会。そして、その構成員が国会議員。
だが、国会議員は、その立場を得ることのみに執心し、国民に甘いことしかしていない。財務省が公開している租税収入の年次別推移で一番古いデータとそのときの歳出予算と直近のデータを比較してみると、歳出予算額/租税決算額は、昭和57年の1.63が平成21年では2.72になっている。つまり、税金は抑え、いっぱいいろんなこと国の予算で(借金して)しますよということ。こんな数字を見ると、壮大な与党による買収選挙のように思えてしまう。

そして、国会議員を選ぶ国民。
東日本大震災のがれきを東京都が受け入れて処理することに都民から2868件の抗議が寄せられた。石原慎太郎知事は「(放射線量などを)測って、なんでもないものを持ってくるんだから『黙れ』と言えばいい。放射線が出ていれば別だが、皆で協力して力があるところが手伝わなければしようがない。皆、自分のことばかり考えている。日本人がだめになった証拠だ」と述べた。
石原知事の発言を全面的に支持する。もうそれ以外の言葉を加えない。

そして、国民が判断のために得る情報。
記者クラブというカルテル組織に身を置きながら、オーソライズされた単一の情報源からの記事のみが報道され、チェック機能が働いていないマスメディアの情報では、国民は正常な判断ができない。「放射能つけちゃうぞ」という言葉を発していない大臣が辞めることになり、村木局長の冤罪事件は1社たりとも疑問を呈さず、古くは松本サリン事件で被害者を犯罪者として報道した。

民主制を支え、機能するための前提条件がことごとく崩壊していると言ってもいい。そりゃ、これではうまく回らないだろう。



民主制が一番いいと思っている人が多いと思うが、本当に民主制度が一番いい政体なのだろうか?敢えて口に出して言う。

世界には民主制をとらない国もある。ブータンもそのうちの一つだが、ブータンは国民の幸せ度は高い。2005年のブータンで初の国勢調査では、「あなたはいま、幸せですか?」という設問に対して、「すごく幸せ」が45.2%、「幸せ」が51.6%。あわせて96.8%が幸せと回答している。

また、江戸時代も民主主義ではなかったが、果たして当時のほかの国と比べて民衆は不幸せだっただろうか。学生時代に教えられた暗黒の江戸時代を全くは否定しないが、現代との比較でしか捉えていないと思う。当時の他国と比べて考えたとき、必ずしも不幸せだったとは思わない。

ウィンストン・チャーチル元英国首相は「実際のところ、民主政治は最悪の政治形態と言うことが出来る。これまでに試みられてきた、他のあらゆる政治形態を除けば、だが」と言った。たぶん人類が生きてきたなかで、様々な試みを重ねていく中で、現時点では一番合理的な政体なんだろうけれども、民主制が絶対無二の素晴らしい制度でもない。

アリストテレスは、政体としての君主制と貴族制と民主制がそれぞれの堕落した形態として、僭主政、寡頭政、衆愚政をあげ、君主制が堕落すると、僭主政になり、その反動で貴族制が起こり、やがてそれが堕落すると、寡頭政となり、その反動として民主制が起こり、それが堕落すると、衆愚政となり、その反動として君主制が起るとして、歴史は、堕落と革命を繰り返すとの循環論を説いた。

このようにして見てみると、今後は、ネットという個人と個人が繋がることが可能となった社会基盤を取り入れた新たな形の君主制へ移行するのが、政体を俯瞰してみたとき流れではないだろうか。

ツイッターでソフトバンクの孫社長に要望をつぶやいて、孫社長が返信しているのをみる。トップとユーザーがこんなに直接に頻繁にやりとりができるなんてなんてツイッターがない時代では考えられなかった。
国会とは別に個々人の意見をネットで聞きながらも最終的には君主が決断し実行し責任をとる。こんな政体があり得るのではないだろうか。

そして、今後は、そういう政体を持つ国が、国益を守り、国民を幸せにするのではないだろうか。


人々01

昼間、ネットニュースで松本復興担当大臣が問題発言と報じられているのを見ていたが、帰宅後テレビニュースでその映像を見て、驚いた。

ひどい。その一言に尽きる。

客に対する礼をわきまえていないと、礼のことを言うのであれば、

ご自身の発言も非礼である。

宮城県知事が会見で述べられたように、国と県は主従関係にはない。

「○○しろよ!」などと言われる筋合いは全くない。

客としての迎え方がなっていないと地元知事に言うのだから、お客さんのつもりで被災地に行ったのだろう。

復興を所管する国の責任者、当事者としての意識を持っていないと言っているのと同じ。

あげくのはてに、批判を受けると、九州人だからと弁明。

よ~く聞け!(←あえて松本大臣風に)西郷さんも九州人だぞ!

これを読んでみろ!(←またあえて松本大臣風に)

「西郷は、あるとき宮中の宴会に招かれ、いつもの平服で現れました。退出しようとしましたが、入り口で脱いだ下駄が見つかりませんでした。そのことで、誰にも迷惑をかけたくなかったので、裸足のまま、しかも小雨の中を歩き出しました。城門にさしかかると、門衛に呼び止められ、身分を尋ねられました。普段着のまま現れたので怪しい人物とされたのでした。「西郷大将」と答えました。しかし、門衛はその言葉を信用せず門の通過を許しません。そのため西郷は、雨の中をその場に立ちつくしたまま、だれか自分のことを門衛に証明してくれる者が出現するのを待っていました。やがて、岩倉大臣をのせた馬車が近づいて来ました。ようやく裸足の男が大将であると判明、その馬車に乗って去ることができました。」
「西郷は、人の家を訪問することはよくありましたが、中の方へ声をかけようとはせず、その入り口に立ったままで、誰かが偶然出て来て、自分を見つけてくれるまで待っているのでした。」
(内村鑑三著「代表的日本人」から引用)


器の違いは歴然。

とにもかくにも、一日も早い復興を目指すべき担当大臣がその自らの発言で国会審議を1日空転させたことは罪深い。

思ったことをすぐに口に出すのが全てよいことではない。

思っても場所と立場をわきまえて、言葉を飲み込むことも社会人としての生き方。

そんなタメの無い器の小さな大臣は、早くお辞めいただきたい。


しか~し、もっと許せないのは、メディア。

大臣の宮城県訪問は、3日午後2時すぎ
3日に会談のことは報道されたが、今回の物議をかもしている発言は報道されなかった。「今のは、オフレコ。書いたらその社は終わり。」と言われて各社報道せず。地元テレビ局が映像を放送したあとの4日になってから一斉にこのことを追及。

あの状況で一般人が発言後に「今のオフレコ」と言って通用するか?メディアは書くだろう。

権力に弱いメディア。器の大小以前に、存在価値が無いのではないか?


西郷さん

不信任案賛成のために辞表を提出した副大臣、政務官が辞意撤回を表明。

副大臣、政務官からすれば菅さんは任命者。

会社で言えば社長。

元阪神の江本投手じゃないけど「上がアホやからやってられん。こんな会社辞めたる!」と啖呵を切っておきながら、「ゴメン!やっぱり働かせて」と言うようなもの。

戦国時代なら、主君に向かって矢を放っておきながら、今の矢は無かったことにしてください、忠誠を誓いますと言うようなもの。

今頃、そいつの首が転がってるだろ。


日本は恥の文化といわれる。

しかし、恥を知るという言葉は、死語になってしまったのかもしれない。少なくとも政界においては。

で、菅さんは、その副大臣や政務官を慰留したらしい。

幼稚園の学級会じゃないんだから。


こんな首相と副大臣、政務官を選挙で選んだ私たち。

恥を知ろう。

首無

政局

怒っている。

震えるぐらい怒っている。

不信任案に民主党議員が賛成だと!?

不信任案への賛成の大義は何なのだ。

菅さんに任せておけない?ハ?!

今のままだと取り返しがつかないことになる?ハ?!

菅さんのこれまでの対応は批判されて当然だと思う。

しかし、今の時期の不信任案提出はもっと非難されるべきだろう。

そして、それに賛成する民主党議員は歴史を汚すことになるだろう。

少なくとも私は許さない。

賛成した民主党議員はしっかりメモしておく。

震災後3か月を経過しようとしている今、想定外の事態が断続的に発生し予断を許さない状況だった時期を過ぎていると思う。

こういう時期においては、首相が判断にかけることができる時間も平時に近いものになりつつあると思う。

それならば、菅さんの首相としての資質を問い、首をすげ替えるよりも、切れ目の無い即時性のある復興支援が優先されるはず。

すげ変わったとしても、鳩山-菅の交代を見ると次の人も大差ないはず。


日露戦争開戦前、児玉源太郎は内務大臣の職を捨て、降格人事を自ら申し出て参謀本部次長となり国難を乗り越えた。

幕末、山岡鉄舟は、徳川慶喜の恭順の意志を西郷隆盛に伝えるため、益満休之助と二人だけで官軍ひしめく中を悠然と通り抜け、西郷に面談を申し込み江戸城無血開城につないだ。後日、西郷が山岡鉄舟のことを称して「名も要らぬ、金も要らぬ、命も要らぬという人物ほど困ったものはない。しかし、そういう人物でないと大きなことはできない。」と言った。

不信任案に賛成する民主党議員は、賛成票を投じたあと、議員辞職をして再出馬もしない覚悟か?

それだけの覚悟と気迫を持って、菅さんではダメだというなら、国民は聞く耳を持つだろう。

被災地の人たちは、家族、家、ふるさとを失った。

おおかたの政治家は何か失ったか?

失うものもなく、従前の永田町の論理だけで事を進めたら、人臣はついてこない。

政局ばかりを見ている政治屋たちは、大局が見えていない。

政局に費やすエネルギーを全て被災地復興に振り向けよ。

本当に許さない。

怒り[1]

敬意

護衛鑑あたごと漁船との衝突事故で無罪判決を受けた自衛官がテレビに出演していた。

一緒に出演していた専門家がこんなこと言っていた。

普通すれ違う時民間船は敬意を表し軍艦は答礼するのが国際マナー。軍艦の前を横切るなんて横着な事はそもそもしない。戦後の日本は軍隊や軍艦に対する敬意を教えてない。

知らなかった。

ネットで調べてみた。


自分にいくら航路優先権があっても、自国の軍艦に対して敬意を表さない国は世界広しといえど日本だけ。シーマンなら世界中の港に入るだろ?その時にその国の軍艦には敬意を表する、これ常識。了見狭すぎなんだよ。@pentax7さんのつぶやきから引用。

そういえば、昔自衛隊員が制服での普通のセダン車で外出するとき、軍服は目立つから帽子を脱ぐように言われていたという話を聞いたことがある。

震災が起こったとき、誰かがツイッターで、こんなことをつぶやいていたことを思い出した。

これから自衛隊が救援に入るだろうけど、是非優しく迎えてあげて欲しい。阪神大震災で被災したとき、自衛隊が救助と復興支援に来てくれたけれど、自衛隊への厳しい目から立ったまま隠れるようにおにぎりを食べていた。そんなことのないように是非して欲しい。

どうして自衛隊はこうもいわれなき理不尽な扱いを受けなければならないのか。

国会で自衛隊は軍隊かと問われて、政府は軍隊ではないと答弁した。
質問者は、では自衛隊員が捕虜となった場合は国際法上捕虜として扱われるのかと質した。
政府は、そのように取り扱われると「期待している」と答弁。

命を賭けて戦った人を軍人として処遇しろと相手国に言わない国。

下に紹介する吉田首相の言葉ではないが、あまりにも日陰者扱いすぎないか。
よくぞこれまで耐えてくださったという思いでいっぱいだ。

君たちは、自衛隊在職中決して国民から感謝されたり歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。ご苦労なことだと思う。しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは外国から攻撃されて国家存亡のときとか、災害派遣のときとか、国民が困窮し国家が混乱に直面しているときだけなのだ。言葉をかえれば、君たちが『日陰者』であるときの方が、国民や日本は幸せなのだ。耐えてもらいたい。昭和32年2月防衛大学校第1回卒業式 吉田茂総理大臣訓示

日頃、敬意を表すなんてあまりしない。
しかし、敬意を表したり、畏怖畏敬の念を持つということは心持ちとして大切な作用だと思う。
それは、おごったり、ぞんざいになったりする心を洗い流す。

司馬遼太郎さんは、21世紀を生きる君たちへで、こう言っている。

人間は自然によって生かされてきた。古代でも中世でも自然こそ神々であるとした。このことは、少しも誤っていないのである。歴史の中の人々は、自然をおそれ、その力をあがめ、自分たちの上にあるものとして身をつつしんできた。
この態度は、近代や現代に入って少しゆらいだ。
 ───人間こそ、いちばんえらい存在だ。
という、思い上がった考えが頭をもたげた。20世紀という現代は、ある意味では、自然へのおそれがうすくなった時代といってもいい。


今の時期、敬意という言葉を改めてかみしめる。


自衛隊
プロフィール

美空

Author:美空
エロで変態だけど幕末好き。写真にハマり、アートや政治にも関心がある硬軟混ざった48歳です。
普段は、パートナーのドレミと関西を中心に活動しています。

堅い話もありますが、基本エロブログですので、18歳未満の方の閲覧はご遠慮ください。

たまにツィートしています。



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